さくら69で6打差7位浮上 16歳・橋本も予選突破 全米女子OP

[ 2014年6月21日 09:06 ]

第2ラウンド、18番でパットを放つ横峯さくら

 女子ゴルフのメジャー第2戦、全米女子オープン選手権は20日、ノースカロライナ州のパインハースト・リゾート(パー70)で第2ラウンドが行われ、47位から出た横峯さくらが1イーグル、2バーディー、2ボギーで68の好スコアをマークし、通算2オーバーの142で首位と6打差の7位に浮上した。

 70で回った成田美寿々は通算6オーバーで28位、75の森田理香子は8オーバーの50位。16歳のアマチュア、橋本千里(愛知・ルネサンス豊田高)は76で9オーバーの57位に下がったが、予選を通過した。

 日本勢は12人中8人が予選落ちした。76だった宮里藍は通算13オーバーで、決勝ラウンドに進めないのは初出場だった2005年以来。宮里美香は17オーバーと崩れた。

 連日の68で回ったミシェル・ウィー(米国)が通算4アンダーで単独首位に立ち、レキシー・トンプソン(米国)が3打差の2位に続いた。

 ▼横峯さくらの話 アンダーパーで回れてすごくうれしい。パットをしっかりと打っていけた。今日みたいなプレーができたら優勝争いができると思うけど、そんなに甘くないと思う。

 ▼橋本千里の話 最後は疲れがあって集中できなかった。(ダブルボギーの)18番は悔しい。ショットは思ったより(世界のレベルと)差がないと感じた。自分のゴルフを最後までやりたい。

 ▼森田理香子の話 スコアは悪いけど、ショットはそんなに悪くない。グリーンを外したときの対応をしっかりやりたい。アンダー(パー)を出している人がいるので、私も出ると思う。

 ▼成田美寿々の話 4バーディーを奪って前半にためていたものを、後半に全部使ってしまった。でも予選通過できてよかった。少し手応えを感じているし、目標のトップテンはまだまだ狙える位置。1日はアンダーパーで回りたい。

 ▼宮里藍の話 パットの修正もうまくできたのにかみ合わず、かなりストレスのたまる2日間だった。大きなミスはしていないのに、もったいなかった。週末にプレーができないのは残念だけど、手応えはあるので後半戦に向けてしっかりと調整していきたい。

 ▼宮里美香の話 ボギーが多くて悔しい。グリーンが硬く、球がはねて奥に行ってしまった。第1ラウンドでグリーン周辺を行ったり来たりしてのダブルボギーもあった。今後は初心に戻ってやるしかない。

 ▼有村智恵の話 いろいろと足らなかった。小技が下手だし、バーディーを取れるところで取らないと、予選さえ通してもらえない。自分の飛距離だと、グリーンに球を止められないところも多々あった。

 ▼渡辺彩香の話 予選のラインが見えていただけに悔しい。内容は前日より良かったけど、落ちたら一緒。ショットの精度を一つも二つも上げないと厳しい。いい勉強になった。(共同)

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