錦織「次はトップ5入り」 チャン氏指導が躍進理由

[ 2014年5月14日 00:23 ]

 テニスの最新世界ランキングで9位に上昇し、日本男子初のトップ10入りを果たした錦織圭(日清食品)が13日、練習拠点の米フロリダ州で電話会見に応じ「1年ぐらい(トップ10の)順位を維持できれば実感も湧くと思う。次はトップ5入りが目標」と語った。

 躍進の理由に今季から指導を受ける元全仏オープン王者のマイケル・チャン氏の存在を挙げ「ベースラインの中に入って打つ球を増やせと言われている。昨年よりもプレーが攻撃的になってきている」と変化を実感した様子だった。

 世界1位のラファエル・ナダル(スペイン)と戦ったマドリード・オープン決勝で痛みが悪化し、途中棄権の要因となった腰の状態については「(準々決勝の)ロペス戦から痛みがあった。今はまだ歩くのもぎこちない」と説明した。

 25日開幕の四大大会の全仏オープンに向けては「出場する気でいる。(全仏と同じ)クレーコートで結果が出ているので、自分でも期待している部分がある」と話した。(共同)

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