松山 背中痛耐え23位フィニッシュ…次戦欠場し治療専念

[ 2014年5月13日 05:30 ]

最終ラウンド、6番でバンカーショットを放つ松山英樹

USPGAツアープレーヤーズ選手権最終日

(5月11日 米フロリダ州ポンテベドラビーチ TPCソーグラス(7215ヤード、パー72))
 28位から出た松山英樹(22=LEXUS)は2アンダーの70で回り、通算5アンダーの23位だった。“第5のメジャー”と呼ばれる大舞台で粘りのプレーを重ねた陰で、背中痛とも闘っていた。マルティン・カイマー(29=ドイツ)が71で回り、通算13アンダーで優勝。10年全米プロ選手権以来となるツアー通算2勝目を飾った。

 母の日にちなみ、ツアーが選手にピンクを着用することを呼び掛けている最終日。28位から出た松山は「たまにはそういうのに乗っかってみたらいいかな」と桃色ウエアで2月のノーザントラスト・オープン以来のトップ25入りを決めた。

 前戦から背中に痛みがあり、今大会も顔をゆがめる場面があった。昨年11月のHSBCチャンピオンズは背中痛で第2ラウンド直前に棄権。今回は違う部分を痛めたようで飯田トレーナーは「痛めていた左手をかばったことが影響していると思う」と説明した。

 昨年11月下旬に左手親指の付け根痛を発症。今年も左手首の違和感で試合を欠場するなど、ケガを心配する声は多い。次戦は欠場し、22日開幕のクラウンプラザ招待(テキサス州)に挑むが「体の状態も良くないので、しっかり戻してから練習できれば」とまずは患部の回復に努める。

 ◆1つ上げ25位 男子ゴルフの11日付最新世界ランキングが発表され、松山英樹は25位で前週から1つ上がった。小田孔明は82位、石川遼は85位、片山晋呉は104位。1位タイガー・ウッズ(米国)ら上位に変動はなかった。

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2014年5月13日のニュース