みなみ くやし~大叩き82“憧れ”藍に「さすがだな」

[ 2014年5月9日 05:30 ]

11番ティーに向かう途中、宮里藍(左)に顔についたゴミを取ってもらい笑顔の勝みなみ

女子ゴルフツアー ワールド・レディース・サロンパス・カップ第1日

(5月8日 茨城県つくばみらい市 茨城ゴルフ倶楽部西コース=6630ヤード、パー72)
 憧れの人との初ラウンドは悔しさだけが残った。ツアー史上最年少優勝記録を持つ勝は82の大叩き。115位と大きく出遅れ「悔しい思いをしながら回っていた」と唇をかんだ。

 同組の宮里と同じように10番をボギーでスタートしたが、中盤から実力の違いを見せつけられた。バーディーを重ねて盛り返す宮里とは逆にボギーの嵐。5番パー5で100ヤードの3打目を1・5メートルにつけバーディーを奪ったのが唯一の見せ場だった。宮里の姿に「さすがだな。歩いている後ろ姿が格好良かった」と憧れ目線。ラウンド中には「お母さん来ているの?」などと声を掛けられ、宮里もかつて在籍したナショナルチームの話題で盛り上がったという。

 ラウンド中はいくら、サケのしょう油漬けのおにぎりとサケのおにぎり2つを食べた。優勝した時には頭の中で「六甲おろし」などの曲が流れていたが、この日は「暗い曲になっちゃいました」と小学校の校歌が巡っていたという。予選通過は厳しい状況だが「きょうは苦しかったので、あしたは楽しみたい」と気持ちを切り替えていた。

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2014年5月9日のニュース