錦織 2年連続8強!タイブレーク制しストレート勝ち

[ 2014年5月9日 05:30 ]

準々決勝進出を決め、ガッツポーズする錦織

 テニスのマドリード・オープンは8日、マドリードで行われ、第10シードで世界ランキング12位の錦織圭(24=日清食品)が2年連続の8強入りを決めた。男子シングルス3回戦で、第8シードで同9位のミロシュ・ラオニッチ(23=カナダ)と対戦。第1、2セットともにタイブレークを制してストレート勝ちを収めた。

 ピンチをしのぎ、少ないチャンスをものにした。息詰まる戦いを制した錦織は「厳しい戦いだった。ラリーが続かず、自分のリズムをなかなかつかめなかったが、大事なポイントでしっかりプレーできた」と満足げに汗を拭った。

 第1セットの第1ゲーム後にラオニッチは右肩痛でタイムアウトを取ったが、強烈なサーブとフォアはむしろ試合が進むごとに勢いを増した。錦織は必死のリターンからストローク戦に持ち込んで対抗。第1セットは先にブレークを許してから逆転し、第2セットもお互いがサービスゲームをキープし続けた末のタイブレークを制した。準々決勝はシード選手が敗れているため格下の相手との対戦。昨年を上回る4強入りも見えてきた。

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2014年5月9日のニュース