海老沼 仏へ単身武者修行「いろいろ吸収したい」

[ 2014年5月5日 05:30 ]

子供たちに囲まれながら背負い投げを教える海老沼(中央)

 柔道のロンドン五輪男子66キロ級銅メダリストの海老沼匡(24=パーク24)が、今月中旬からフランスに単身武者修行に出かける。

 4日には東京都文京区の講道館で行われた全国少年大会の合同練習会で上川、大野、高藤と指導員を務め、「もう一皮むけるため。そういうことができるのも(五輪中間年の)今年しかない」と全日本男子の井上康生監督から打診を受けて即決した理由を語った。

 期間は約3週間で、フランスチームの合宿などで稽古する。全日本柔道連盟からの派遣となるが、同行スタッフはなく炊事、洗濯など生活面まで全て自力でやるしかない。全く分からないフランス語に関しては「アプリがあると聞いたので」と不安を感じさせながらも、「いろいろ吸収したい」と2年後の金メダルのために異国で心身ともに鍛え上げる。

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