新横綱鶴竜「責任果たす」 初日は徒歩で場所入りへ

[ 2014年4月24日 10:51 ]

大相撲夏場所の新番付表を手にする新横綱鶴竜

 横綱として初の本場所を迎える鶴竜は東京都墨田区の井筒部屋で記者会見し「身が引き締まる思い。横綱はとにかく負けたら駄目なので、責任を果たせるように精いっぱい頑張る」と力強く言い切った。同郷の先輩横綱、白鵬と日馬富士とともに角界を引っ張る立場となり、2人から「いろいろ聞いて勉強した」という。

 体重154キロとパワーアップした体で、先場所は14勝1敗で初優勝。場所後の春巡業では朝青龍以来となる雲竜型の土俵入りを披露するなど、ファンを喜ばせている。

 国技館に通う専属の車を手配したが、初日は地下駐車場ではなく、歩いて地上から入場する意向だ。「お客さまあっての自分なので、これからもファンサービスにもこだわっていきたい」と、ぶれない姿勢を示した。

 師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)は「横綱は負けたら辞めるしかない。鶴竜らしい相撲で、勝ちにこだわってほしい」と、まな弟子を鼓舞した。

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