葛西「平昌で金メダル目指す」 後輩800人前に宣言

[ 2014年4月23日 16:30 ]

母校での報告会で、結婚祝いのぬいぐるみを受け取る葛西紀明

 ソチ冬季五輪のノルディックスキー・ジャンプ男子ラージヒルで銀、団体で銅メダルを獲得した葛西紀明(41)が23日、母校・東海大四高(札幌市南区)での報告会に出席し、「4年後の平昌五輪では金メダルを目指す」と決意を語った。

 体育館には約800人の中学生、高校生が集まり、葛西はメダルを手に「41歳で2個も取ることができてうれしい」と笑顔で話した。「みなさんも学業やスポーツを頑張って自分の夢をかなえて」と呼び掛けた。

 生徒会長の高校3年角谷真美さん(17)は「現役を続行すると聞き、同じ高校の後輩として誇らしく思う。ぜひ金メダルを持ってまた来てください」とあいさつした。

 結婚を発表したばかりの葛西に、生徒が花束や結婚祝いのぬいぐるみをプレゼント。ステージを降りると、取り囲んだ生徒にメダルを触らせていた。

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2014年4月23日のニュース