サハリンに建立へ…「大横綱」大鵬像の原型完成

[ 2014年4月23日 05:30 ]

完成した大鵬像の原型と制作者の鎌田俊夫さん

 大相撲の元横綱・大鵬の故納谷幸喜さんの生誕地、ロシア極東サハリン州中部ポロナイスク市(旧樺太・敷香)に建てられる大鵬像の木彫りの原型が完成し、制作地の秋田県大潟村でお披露目された。

 制作者の彫刻家・鎌田俊夫さん(69)は「大鵬の強さ、優しさ、崇高さを表現した。サハリンの人にも喜んでもらえると思う」と語った。今後、原型から銅像を鋳造し、8月ごろにポロナイスク市へ寄贈する予定だ。原型は、化粧まわし姿で高さ約2・3メートル、幅約80センチ。鎌田さんが約10カ月かけて制作した。

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2014年4月23日のニュース