松山“乱高下”24位 イーグルにダブルボギーも

[ 2014年2月17日 05:30 ]

第3ラウンド、14番でパットのラインを読む松山

USPGAツアー ノーザントラスト・オープン第3日

(2月15日 米カリフォルニア州パシフィックパリセーズ リビエラCC=7349ヤード、パー71)
 第2ラウンドの残りと第3ラウンドを行い、暫定23位で出た松山英樹(21=LEXUS)は1イーグル、5バーディー、3ボギー、1ダブルボギーと出入りが激しく、69で通算5アンダーの208、首位と7打差の24位と順位を上げられなかった。

 15番のダブルボギーの後の16番パー3。松山は第1打をピンそば1・5メートルにつけてバーディーを奪うと、17番パー5は2オンしてバーディー。69にまとめたものの、24位にとどまり「スコアを伸ばしても順位は上がっていない。それがこのツアーのレベルの高さだと思う」と振り返った。

 見せ場は5番パー4。137ヤードの2打目がグリーン上で2バウンドしてカップイン。「良い感じで打てた」。イーグル奪取でチャージを予感させたが、前日に続いて1Wの精度を欠き、波に乗れなかった。

 この日、都内で行われたイベントに出演した青木功からは“辛口エール”が送られた。優勝争いした先々週のフェニックス・オープンで終盤に伸ばし切れず4位に終わったことについて「(米ツアーは)そんなに簡単な壁じゃないよ。それを崩していくのは本人次第だ」と語った。大先輩からも期待を寄せられる中、首位とは7打差に広がったが、松山は「かみ合えばチャンスはあると思う」と上位進出へ気合を入れ直した。

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2014年2月17日のニュース