川内熊本マラソン大会新でV「7分も視野に入ってきた」

[ 2014年2月17日 05:30 ]

熊本城マラソンで優勝し、表彰式で笑顔の川内優輝

熊本城マラソン

(2月16日)
 熊本市通町筋電停前―熊本城二の丸広場のコースで行われ、公務員ランナーの川内優輝(埼玉県庁)が大会新の2時間10分14秒で初優勝した。序盤から独走し、2位に12分20秒差をつけた。川内は今秋のアジア大会(仁川=韓国)の代表選考会を兼ねたびわ湖毎日マラソン(3月2日・大津市皇子山陸上競技場発着)にも出場を予定している。

 川内は3キロ付近から独走態勢に入り、ペースを乱さず優勝した。スペシャルドリンクに頼らず、ペースメーカーもいない大会での記録に「(2時間)7分も視野に入ってきた」と自己ベストの更新にも自信を深めた。最後のフルマラソンは12月の防府読売マラソンで、以降は駅伝や10マイルレースでスピードを磨いた。「自分の練習法が間違っていなかったことが証明できた」と誇らしげに言った。

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2014年2月17日のニュース