高御堂、伊藤が代表入り確実 ショート五輪選考会第2日

[ 2013年12月14日 19:14 ]

男子1000メートルで優勝し、喜ぶ高御堂雄三(中央)

 スピードスケート・ショートトラックのソチ冬季五輪代表選考会第2日は14日、大阪プールアイススケート場で行われ、男子の高御堂雄三、女子の伊藤亜由子(ともにトヨタ自動車)が日本スケート連盟の選考基準を満たし、ともに2大会連続の五輪代表入りを確実とした。

 高御堂は1000メートルを1分28秒054で、1500メートルを2分20秒376で制し、1500メートルで9月の全日本距離別選手権と合わせて4戦3勝とするなど基準に達した。伊藤は1000メートルで4位、1500メートルで2位に入り、ポイント合計順位で基準をクリアした。

 女子で代表確実な酒井裕唯(日本再生推進機構)は1000メートルを1分35秒073で、1500メートルを2分29秒542で勝ち、2日続けて2種目制覇。男子で右脚骨折から復帰した坂爪亮介(タカショー)は2種目とも決勝には進めなかった。

 選考会は3日間で500メートル、1000メートル、1500メートルをそれぞれ2度滑り、全日本距離別と合わせた成績で女子5人、男子3人の代表を決める。

 ▼岩島直巳・日本スケート連盟ショートトラック強化部長の話 男子の高御堂は実力通りに1500メートルを(2大会で)3勝し、代表入りは確実だ。女子の伊藤も総合のポイントを稼ぎ、ほぼ決まりと言える。

続きを表示

2013年12月14日のニュース