松山は慎重「本調子に程遠い」 遼V2へ「いい状態」

[ 2013年11月12日 18:08 ]

練習グリーンで笑顔を見せる松山英樹=太平洋クラブ御殿場

 両雄が激突する展開となるか。男子ゴルフの三井住友VISA太平洋マスターズ開幕を2日後に控えた12日、ともに優勝経験のある松山英樹と石川遼が会場の静岡県太平洋クラブ御殿場でそれぞれ9ホールを回って調整した。

 背中の痛みで1日にHSBCチャンピオンズ(上海)を棄権した松山は「だいぶ戻ってきている」と体調面の回復を口にした。2011年大会を制し、プロ転向した今季は既に3勝。病院の診察では背中に異常は見つからなかったというが、1週間は練習を控えた。「ショットもパットもずっとやっていなかったので、ゴルフに関しては(本調子に)程遠い。無理しないように仕上げていきたい」と慎重だった。今大会から4週連続となるシーズン終盤戦に賞金王も懸かる。

 石川は2年連続3度目の大会制覇を狙う。昨年はツアー通算10勝目を飾って涙に暮れた。「いい状態。もちろんコースは覚えているので、頑張る気持ちを上げるための9ホール(の練習)。気温の低さが飛距離に影響しそう」と、急な冷え込みへの対応を鍵に挙げた。

続きを表示

2013年11月12日のニュース