真海「20年に向けたスタート」障害者大会走り幅跳び出場

[ 2013年10月13日 19:05 ]

全国障害者スポーツ大会の陸上女子走り幅跳びに出場し、4メートル75をマークした佐藤真海選手

 2020年東京五輪開催が決まった9月の国際オリンピック委員会(IOC)総会でスピーチをしたパラリンピック陸上の佐藤真海選手(31)が13日、東京都調布市の味の素スタジアムで行われた全国障害者スポーツ大会「スポーツ祭東京2013」の女子走り幅跳びに出場し「緊張したが、20年に向けたスタートとなる大会に参加できてよかった」と笑顔を見せた。

 東京都代表の佐藤選手は2回目に4メートル75をマーク。五輪招致活動に集中した影響で約3カ月練習ができなかったというが「最低限の記録は出せた。観客の皆さんの応援が力になった」と満足そうに話した。100メートルは右脚の痛みを理由に棄権した。

 約4300人の観客が訪れ、報道陣は100人を超えた。「お客さんも来てくれてすごくうれしかった。(20年に)満員の観客で世界中の選手を迎えたいが、その可能性を少しは感じることができた」と喜んだ。

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2013年10月13日のニュース