安藤美姫、国内復帰戦でＳＰ首位！ジャンプも危なげなく

ＳＰの演技を披露する安藤美姫

　出産を経てソチ冬季五輪を目指すフィギュアスケートの元世界選手権女王、安藤美姫（新横浜プリンスク）が１３日、新横浜スケートセンターで行われた関東選手権に出場し、女子ショートプログラム（ＳＰ）で５６・２５点の首位に立った。

　２週間前のネーベルホルン杯（ドイツ）で約２年ぶりの大会復帰を果たした安藤にとっては国内での復帰初戦。３回転ループが回転不足と判定されるなどネーベルホルン杯のＳＰで出した５９・７９点には届かなかったが、３回転―２回転の連続ジャンプや２回転半ジャンプをきれいに決めて会場を沸かせた。

　五輪代表に選ばれるためには、１２月の全日本選手権に出場することが必要となる。１次予選の今大会で女子は７人が２次予選となる１１月の東日本選手権に進むが、出場が５人だけで安藤の通過は決まっている。