佳純 銅メダルも中国二線級に対抗できず「主導権がなかった」

[ 2013年10月13日 06:00 ]

中国選手に敗れ、肩を落とす石川佳純

 東アジア大会第7日は12日、中国・天津で卓球女子シングルス準決勝が行われ、石川佳純(全農)は陳夢(中国)に1―4で敗れて銅メダルとなった。

 日本のエース級でも、世界最強の中国の二線級に対抗することはできなかった。準決勝で完敗した20歳の石川は「相手が凄く強くて、自分の打球を出せなかった。主導権がなかった」と脱帽した。

 19歳の陳夢は1メートル65、57キロのがっしりとした体格でラリーでは持ち前のパワーで優位に立つ。1メートル58、51キロの石川は「先手を取る」ことに勝機を求めたが、第1ゲームを奪うのがやっと。「パワーをもっと身に付けたい」と一層のレベルアップの必要性を痛感していた。

続きを表示

2013年10月13日のニュース