片山 “人妻美人帯同”で64 7位急上昇「甘くはないよ なんつって期待」

[ 2013年10月6日 06:00 ]

3日目の8番、グリーンを見つめる片山(左)とキャディーの前田慶子さん

コカ・コーラ東海クラシック第3日

(10月5日 愛知県みよし市 三好カントリー倶楽部西コース=7315ヤード、パー72)
 49位から出た永久シードの片山晋呉(40=フリー)が人妻キャディーとのタッグで首位と4打差7位に急浮上した。開催コースのハウスキャディーだった前田慶子さん(33)をキャディーに起用して8バーディー、ノーボギーの64をマーク。首位と4打差から5年ぶりの優勝を狙う。武藤俊憲(35=赤城CC)は69で通算6アンダーの単独首位。宮里優作(33=フリー)ら2人が2打差2位で並んだ。
【第3R成績】

 裏街道と呼ばれるインスタートで片山が異次元の旅を続けた。

 バーディーを積み重ねること8個。64をマークして49位から首位と4打差に浮上した。「まぐれ、まぐれ。たまたまですよ」。偶然を強調した永久シード保持者だが、好スコアの陰にスレンダー美人がいた。14年近く三好CCのハウスキャディーを務め今夏、結婚を機に退職した前田さんを今大会限定でキャディーに起用。勝ちきれない状況に「何か変えたいと思った」とあえてプロの試合は未経験のキャディーを使った。

 5番では2人でラインを読み3メートルを沈めてバーディー。8番パー3では5Wで果敢にピンを狙い、1・5メートルにつけてバーディーを奪った。昨年は台風接近で無観客試合となった最終日にプレーオフで敗退。「あすも(好調が)続いたらうれしいけど、甘くはないよ。なんつって期待してます」と5年ぶりの優勝へ意欲を見せた。

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2013年10月6日のニュース