白鵬 単独3位の26度目V 外国出身力士で最多に

[ 2013年7月19日 18:18 ]

優勝を決め、支度部屋で今場所限りで引退する兄弟子に花束を渡す白鵬

 大相撲名古屋場所13日目(19日・愛知県体育館)横綱白鵬が大関琴欧洲を寄り切って13連勝とし、一人だけ2敗だった碧山が敗れたため、3場所連続26度目の優勝が決まった。春場所初日からの連勝は43に伸びた。琴欧洲は4敗目。

 白鵬の優勝回数は朝青龍を上回り単独3位。3連覇以上は4度目で、大鵬、千代の富士に並び最多。13日目の優勝決定は千代の富士を抜いて最多の5度目(15日制定着以降)となった。

 横綱日馬富士は大関稀勢の里に浴びせ倒されて5敗目。稀勢の里は10勝目を挙げた。琴奨菊、鶴竜は勝ち越した。八百長問題に絡む解雇処分が取り消され、2年半ぶりに復帰した蒼国来は負け越した。

 十両は新十両の遠藤が初優勝を決めた。幕内から序ノ口までの優勝が13日目に全て決まった。日本相撲協会によると、15日制定着以降で初めて。

 ▼白鵬の話 優勝にふさわしい相撲を取って満足している。(けがは)全然問題ない。初日、2日目と暑さに負けた感じがあったが、途中からだんだん良くなった。優勝が決まってあと2日、伸び伸びとやっていきたい。

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2013年7月19日のニュース