遼 4戦ぶり予選突破!パット課題も69、36位

[ 2013年7月14日 06:00 ]

第2ラウンド、打球の行方を見詰める石川遼

USPGAツアー ジョンディア・クラシック第2日

(7月12日 イリノイ州シルビス TPCディアラン=7268ヤード、パー71)
 26位から出た石川遼(21=CASIO)は、4バーディー、2ボギーの69で回り、通算5アンダーの36位で、米ツアー3試合ぶり、日本ツアーを含めると4試合ぶりに決勝ラウンドに進んだ。62のルーカス・グラバー(34)が通算12アンダーに伸ばし、パトリック・リード(22)、ザック・ジョンソン(37=ともに米国)とともに首位に並んだ。

 石川にとって大きな一打だった。通算4アンダーながら予選突破ぎりぎりで迎えた最終18番。グリーン左に池が広がるパー4はティーショットで確実にフェアウエーを捉えると、2打目をウエッジでピン下3メートルにつけた。これを沈めてバーディー。69をマークし36位で6週間ぶりの予選通過を果たした。「(18番の2打目は)練習していたショットそのままだった。(グリーンの)狭い方に狙って打てた。課題はクリアできている」とショットに自信を深めた。

 予選ラウンドの1Wは平均で322ヤードを飛ばし出場者中4位。スイングに自信を持って振り切れている証拠だ。2、4番でスコアを伸ばし、その後も4~5メートルのチャンスが続いた。しかし、予選通過のラインを意識し、パットを打ち切れない場面が目立った。そして、9番では3パットのボギーを叩いてしまった。

 パットさえ良ければ上位を目指せる内容だった。勝負の決勝ラウンドに向け「もう少し強めのタッチでいければいい。65を続けて出せるように頑張りたい」と気を引き締めた。

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2013年7月14日のニュース