自衛隊「夏」と「冬」コラボ 米満がスキー選手を指導

[ 2013年5月10日 06:00 ]

合同練習で吉田圭伸を持ち上げる米満達弘

 ソチ五輪でメダル獲得を目指す自衛隊冬季戦技教育隊所属のスキー距離の吉田圭伸(26)、バイアスロンの鈴木芙由子(23)が埼玉県朝霞市の自衛隊体育学校を初訪問した。ロンドン五輪レスリング女子48キロ級金メダルの小原日登美(32)とともに体幹トレーニングに挑戦。吉田は男子フリー66キロ級の米満達弘(26)に世界一のタックルも受け「強ええっ!!」と驚きの声を上げる一幕もあった。

 今回の「夏」と「冬」の初コラボは、自衛隊初の冬季五輪メダルへ向けた活動の一環。鈴木の射撃技術は体育学校で監督を務める92年バルセロナ五輪銅メダリストの木場良平氏が指導した。10年バンクーバーに続く五輪出場で表彰台を目指す鈴木は「みんなに応援されている気がした。結果を出すために出場したい」と気を引き締めていた。

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2013年5月10日のニュース