藍　お手上げ４６位　パット不調「なんじゃこれは」

ＵＳＬＰＧＡツアー　キングズミル選手権最終日

（5月5日 米バージニア州ウィリアムズバーグ　キングズミルリゾート・リバーコース＝６３８４ヤード、パー７１）
　３３位から出た宮里藍（２７＝サントリー）は、１バーディー、５ボギーの７５で通算５オーバーの４６位だった。クリスティ・カー（３５＝米国）が通算１２アンダーで並んだスサン・ペテルセン（３２＝ノルウェー）とのプレーオフを制し、今季ツアー初優勝を挙げて通算１６勝目。賞金１９万５０００ドル（約１９３０万円）を獲得した。有村智恵（２５＝日本ヒューレット・パッカード）は７２の通算５オーバーで４６位。７２の上田桃子（２６＝フリー）は通算９オーバーで６４位だった。

　パット数が３５と崩れた宮里は「なんじゃこれは、とキャディーと笑ってしまった」とあきれるしかなかった。１番で７メートルから３パットのボギー。４番で９メートルを沈めたのが唯一のバーディーで、１３番は５メートル、１４番は２メートルから３パットした。それでも「この風の中、距離の長いコースでバーディーチャンスは多かった」とショットには手応えがあったと強調。この後は２週間、試合のない予定を組んでいる。「ちょうどいいタイミング。しっかりパットの練習をします」と気を引き締めた。

　▼４６位・有村智恵　グリーンのラインが読み切れなかった。感触は良くなってきている。風はこの４日間、ずっと苦しめられた。（１６番で２０メートルのパットを入れるも４ボギーで波に乗れず）

　▼６４位・上田桃子　内容的には良かった。この４日間、ずっとショットが良くなかったが、最後の何ホールかは少しずつ良くなってきた。（後半２ボギーで崩れる）