語学留学を経て入門…異色経歴の石浦が序ノ口V

[ 2013年3月22日 20:31 ]

大相撲春場所で24度目の優勝を決め、タイを手に笑顔の横綱白鵬。その左は序の口優勝の石浦
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大相撲春場所13日目

(3月22日 ボディメーカーコロシアム)
 石浦(宮城野部屋)が全勝対決で序二段の徳大宝(境川部屋)を下手投げで破り、序ノ口優勝を果たした。鳥取城北高3年で世界ジュニア選手権軽量級を制し、日大卒業後のオーストラリアへの語学留学を経て入門した異色の経歴を持つ。

 「ほっとした。横綱(部屋の兄弟子の白鵬)には、勝って当たり前だろうと声を掛けられた」と笑みを広げた。幕内優勝を決めた白鵬は取組後に弟弟子と握手。「13日目に2人で決めようと約束していた。ダブル優勝で、こんなにうれしいものはない」と活躍をたたえた。

 鳥取県から17年ぶりに誕生した力士の石浦は「上位との対戦で何かやってくれる、と期待してもらえる力士になりたい」と目を輝かせた。

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2013年3月22日のニュース