東福岡でV3の名将 法大・谷崎新監督「30年の経験生かしたい」

[ 2013年3月21日 17:07 ]

法大ラグビー部の監督就任会見で笑顔を見せる谷崎重幸氏

 東福岡高を全国高校ラグビー大会3連覇に導き、法大の監督に就任する谷崎重幸氏(54)が21日、東京都内で記者会見し、「大学ラグビーのことは何も知らないが、学生という共通点はある。東福岡高で培った30年の経験を生かしたい」と抱負を語った。任期は3年で、法大職員となって指導する。

 2012~13年シーズンは東福岡高の監督を後進に譲ったが「どこか血が騒ぐところがあった。『現役が一番』と(知人から)後押しされたことも大きかった」と転身の理由を説明した。大学でも「選手が主役で、そのために何ができるかが私の仕事」と自主性を重んじる方針を強調した。

 法大OBの谷崎氏は1982年に東福岡高の監督に就任し、4度高校日本一になった。法大は全国大学選手権で3度優勝したが、92~93年を最後に大学日本一から遠ざかる。

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2013年3月21日のニュース