日本など8カ国が会合へ レスリング五輪存続に向け

[ 2013年2月26日 20:37 ]

 レスリングが2020年夏季五輪から除外危機に直面している問題で、日本レスリング協会の福田富昭会長は26日、ウランバートルで行われる3月2、3日の国別対抗戦女子ワールドカップ(W杯)に合わせ、日本や中国、米国などの8カ国の選手団関係者が五輪存続を目指して会合を開くことを明らかにした。

 大相撲の元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏が名誉会長を務めるモンゴル協会から連絡が入り、日本からは高田裕司専務理事が参加する予定。

 22日までテヘランで行われた男子W杯でも国と国の関係を超えて「共闘」する動きが広がった。断交している米国とイランも含め、日本やロシアなどの選手団関係者が会合を開き、国際レスリング連盟副会長を務める福田会長は「選手や監督、コーチ、みんなの盛り上がりで存続活動をやっていきたいということだ」と歓迎した。

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2013年2月26日のニュース