大鵬さんに国民栄誉賞表彰式 白鵬も出席「自分のことのよう」

[ 2013年2月26日 06:00 ]

元横綱大鵬の故納谷幸喜氏の国民栄誉賞授与式で、安倍首相(右)から記念品を贈られる芳子夫人。左は遺影を手にする横綱白鵬

 1月19日に死去した元横綱・大鵬の納谷幸喜さん(享年72)の国民栄誉賞授与式が25日、東京都千代田区の首相官邸で行われ、納谷芳子夫人ら5人の遺族、横綱・白鵬らが出席した。

 安倍首相は「国民的な英雄として社会に明るい夢と希望と勇気を与えました」と賞状を読み上げ、遺族に対して全勝優勝8回の偉業にちなんでダイヤモンド8個が配置された掛け時計を贈呈。

 「大鵬」と焼き印された木製タンブラーを安倍首相にプレゼントした芳子夫人は「天国で喜んでいると思います」と感無量の表情を浮かべ、力士代表として納谷さんの遺影を持って出席した白鵬は「自分のことのように喜んでいます。あらためてやる気が出てきました」と話した。

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2013年2月26日のニュース