中学生 国技館で授業、親方講義「横綱のオーラ知った」

[ 2013年1月18日 20:45 ]

甲山親方(左端)の講義を受ける東京・早稲田中の2年生ら

 大相撲の伝統、文化を学ぶカリキュラムを実施している東京・早稲田中の2年生、約330人や教員が18日、両国国技館で開催中の大相撲初場所を授業の一環で訪れ、親方の講義を受けたり、観戦後に支度部屋に入って横綱白鵬と質疑応答したりした。

 日本相撲協会によると、学校のカリキュラムに入っている座学を親方衆が受け持つのは初めて。この日は甲山親方(元幕内大碇)が相撲教習所の役割や幕内力士の特徴を解説した。

 昨年10月から大相撲の授業を受ける稲村祐汰君(14)は「相撲は国技という、ちょっとした印象しかなかったけど、一つ一つの動作の意味や横綱のオーラを知り、伝統と格式がしっかりあると思った」と興味を増した様子だった。

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