格上を圧倒 クルム伊達「コートでは私が何歳であろうと関係ない」

[ 2013年1月15日 12:05 ]

女子シングルス1回戦を突破しガッツポーズするクルム伊達公子

 全豪オープンテニス第2日は15日、オーストラリアのメルボルンパークで行われ、女子シングルス1回戦で、クルム伊達公子(42=エステティックTBC)がナディア・ペトロワ(30=ロシア)に6―2、6―0でストレート勝ち。17年ぶりに2回戦に進出した。

 クルム伊達は厳しいコースを突いたサービスリターンでリズムをつかみ、第1セットの第7ゲームからは8ゲームを連取して相手を圧倒した。世界ランキングは100位のクルム伊達に対し、ペトロワは12位。一回り年下の相手に完勝し、「コートでは相手が誰であろうと、私が何歳であろうと関係ない」と言い切った。

 「レベルの高いテニスができて勝ち切れた。それがグランドスラムだったということがうれしい」。全豪女子の最年長勝利記録を塗り替えた42歳は「少しでもコートに長く立っていられるように調整したい」と早くも次の戦いに目を向けた。(共同)

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