第4Q残り8秒再逆転FG ファルコンズ幸運決勝

[ 2013年1月15日 06:00 ]

NFC準決勝 ファルコンズ30-28シーホークス

(1月13日)
 NFLのNFC準決勝ではファルコンズがシーホークスを30―28で下して辛くも決勝に進出。20点のリードを守り切れずに第4Q残り31秒に逆転されたが、残り8秒にマット・ブライアント(37)が47ヤードのFGを決めて崖っ縁で踏みとどまった。AFCではペイトリオッツがテキサンズに41―28で快勝。トム・ブレイディー(35)はプレーオフで通算17勝目を飾り、ジョー・モンタナ(元49ers)を抜いてQBのプレーオフ最多勝利記録を樹立した。

 ファルコンズが楽勝かと思われた試合が第4Qに入って一転した。残り31秒、シーホークスのRBリンチに2ヤードのTDランを奪われて27―28。しかしQBライアンが冷静にパスを2回通して着実に前進。ブライアントは最初のFGは右に外してしまったが、直前にシ軍のキャロル監督がタイムアウトを要求していたために“取り消し”となった。そして2度目?のFGを成功。過去3度のプレーオフで一度も勝てなかったライアンは「NFLに入って5年。多くのことを学んだよ。でも1勝が目標じゃない。まだゴールは先だ」と20日の決勝(対49ers戦)に気持ちを切り替えていた。

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2013年1月15日のニュース