北の湖理事長 来年は豪栄道に期待「飛躍の年に」

[ 2012年12月28日 15:51 ]

 日本相撲協会は28日、東京・両国国技館内の事務所で仕事納めを迎え、北の湖理事長(元横綱)は日馬富士や鶴竜に触れて「横綱1人、大関1人が誕生し、良かった年だった。相撲もいい内容が多かった」と、ことしを総括した。

 来年以降も土俵の充実を第一に掲げる理事長は、期待の力士に先場所で11勝を挙げた豪栄道を指名。来年1月の初場所で大関とりの足場固めを狙う26歳の関脇に対し「来年は飛躍の年であってもらいたい。(好成績を)続けていけば上位を脅かせると思う」とエールを送った。

 公益財団法人認定に向けた組織改革については「私は伝統を守ることを重視しないといけないと思う。そこを守るためにどうやっていくかを考えたい」と述べた。

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2012年12月28日のニュース