佐伯２位キープ　「飛距離が１０ヤードくらい伸びた」

１６番、バーディーを奪いキャディーとグータッチする佐伯三貴

女子ゴルフツアー　大王製紙エリエール・レディース第２日

（11月17日 福島県いわき市　五浦庭園カントリークラブ＝６４２７ヤード、パー７２）
　佐伯は１打差の２位をキープした。出だしの１番でボギーを叩いたが、その後に３バーディーを奪って７０。「ボギーの後は落ち着いてプレーできた」と話した。

　同組の全美貞をティーショットで常に置き去りにした。「１カ月前にシャフトを４４・７５インチから４５インチに長くしたら飛距離が１０ヤードくらい伸びた」と思い切り振れる広いコースで１Ｗが威力を発揮した。今季２勝目へ最終日は「ベストを尽くした結果、優勝できたらいい」と自然体で臨む考えだ。

　▼１位全美貞　寒くて体が動かずショットは良くなかったけど、パットが良くて結果が良かった。（２位に１打差をキープ）

　▼９位鬼沢信子　この雨、風、寒さでパープレーは自分には最高。最終日は（あしたのジョーの）矢吹丈じゃないけど、真っ白になるくらい自分のゴルフを出し切りたい。（首位と６打差。賞金シード獲得は優勝のみ）

　▼９位豊永志帆　ボギーが先行して精いっぱいのゴルフ。カムバックできたのは良かった。（３ボギーの後、終盤に２バーディー。賞金シードは単独４位が最低条件）