日馬富士、白鵬から“横綱の心構え”伝授されていた

[ 2012年10月18日 06:00 ]

 横綱・日馬富士が白鵬から横綱の心構えを伝授されていた。8月の夏巡業中、当時大関だった日馬富士は「横綱は普段、何を考えているのか」と白鵬に尋ねると、大横綱・双葉山の有名な言葉である「われいまだ木鶏たりえず」の意味である「動じない心」を教えられたという。

 「一番一番相手に集中することで、動じない、緊張しない、強い気持ちになると言われた。いろいろ勉強になった」。結果的に綱をつかんだだけに、今後も先輩横綱の教えを守っていくつもりだ。

 この日の朝稽古では古傷の左膝に痛みが出たため、珍しく患部にサポーターをつけ、立ち合いの確認だけで終えた。「疲れたりすると痛くなるが大丈夫」と問題なしを強調していた。

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2012年10月18日のニュース