日馬富士 最高位の自覚!精力的に動く

[ 2012年10月7日 18:50 ]

 大相撲の秋巡業は7日、群馬県藤岡市で行われ、新横綱の日馬富士が精力的に体を動かした。体調不良の大関陣が6日の長野市に続き、朝稽古で相撲を取らなかったが「みんなが治るまで、お客さんを喜ばせるのも僕の役目」と最高位の自覚をにじませた。

 幕内豊ノ島と11番続けて取った後も30キロの砂袋を担いでのスクワット、ゴムチューブを使ったトレーニングで汗を流した。稽古で品格を疑われるような荒々しい姿も見せていない。「みんなの見本になる」という誓い通り、土俵内外で黙々と務めを果たしている。

 この日は初の外国人横綱でプロレスラーの曙さんが勧進元の招待で来場。「周りはいろいろ言うが、自分なりに横綱としての形を築けばいい」と新横綱に助言した。日馬富士は「横綱になった人にしか分からない世界がある。うれしい」と温かい言葉に感激していた。

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2012年10月7日のニュース