稀勢の里が巡業休場 足踏み外してくるぶし負傷

[ 2012年10月7日 06:00 ]

左足に包帯を巻いた姿で帰りのタクシーを待つ稀勢の里

秋巡業初日

 大関・稀勢の里(26=鳴戸)が5日夜に左足首を痛めて巡業初日を休場した。6日朝に一度は会場に姿を現したが、腫れが引かずに長野市内の病院で診察。巡業に帯同している中元皓希与(てるきよ)トレーナーによると左足外側のくるぶし付近を負傷し、全治は1~2週間程度。骨に異常は見つかっていない。

 稀勢の里は「東京に帰ってから詳しい検査をする」と無念の表情を浮かべ、緊急帰京。7日の藤岡巡業も休場するが、10月中には稽古を再開できる見込みだ。巡業部の大山副部長(元幕内・大飛)は負傷の原因について「きのうの夜に足を踏み外したと聞いた」と話した。

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2012年10月7日のニュース