柔道男子が練習 上川「新しい自分が出てきた感じだ」

[ 2012年7月25日 21:08 ]

練習で調整する男子100キロ超級の上川大樹

 柔道の男子代表7人が25日、ロンドン市内のマルチサポートハウスにある道場で練習し、100キロ超級の上川大樹(京葉ガス)は「自分の柔道が変わってきた。新しい自分が出てきた感じだ。目標は優勝」と自信満々に話した。

 シード圏外で初戦から厳しい闘いが予想される上川は、力強い打ち込みを披露した。「前にもっていく場面が増えた」と手応えを語り、優勝候補筆頭のテディ・リネール(フランス)について「やってみたい」と強い意欲をうかがわせた。

 右肘を痛めていた73キロ級の中矢力(ALSOK)は「全然問題ない。肘が壊れても優勝したい」と悲壮な決意を口にし、28日に先陣を切る60キロ級の平岡拓晃(了徳寺学園職)は「全てはここに合わせてきた。流れをつくりたい」と誓った。

 48キロ級の福見友子(了徳寺学園職)ら女子代表7人は男子に続いて練習を行う。(共同)

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2012年7月25日のニュース