錦織 芝の修復に「違和感はない」 カギはコンディションの維持

[ 2012年7月25日 08:46 ]

初練習でショットの感触を確かめる錦織圭

 ロンドン五輪の男子テニスで2大会連続出場の錦織圭(日清食品)と初出場の伊藤竜馬(北日本物産)が24日、試合会場のウィンブルドンで初練習を行った。

 早朝に米国から到着したばかりの錦織は、1時間ほど伊藤と打ち合い「感触は悪くない。残り数日でしっかり調整したい」と、リラックスした表情を浮かべた。

 2人とも約4週間前に同じ会場で行われたウィンブルドン選手権を戦ったばかり。この日は五輪では使用されないコートでの練習となったが、芝生はきっちりと修復されていた。錦織は「球の跳ね具合も一緒。違和感はない」と語った。

 ただ、選手村とウィンブルドンの距離が遠く、この日はバスでの移動に約2時間もかかったという。村上武資監督は「試合時間の読めない競技で、この移動は大変。コンディションの維持を何よりも優先したい」と話した。競技は28日から始まる。(共同)

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2012年7月25日のニュース