東は高安、西は永野がトップ通過 社会人ゴルフ

[ 2012年7月18日 06:00 ]

東コーストップ通過の高安博之

内閣総理大臣杯第43回日本社会人ゴルフ選手権関東予選

(7月17日 神奈川県相模原市 相模原ゴルフクラブ=東コース6771ヤード、西コース6704ヤード、パー72)
 熱中症注意報が出る中、2ブロックに分かれて争われ、東コースは高安博之(53)が1オーバーの73で、西コースは永野雄亮(23)が唯一のアンダーパーとなる1アンダーの71で、それぞれトップ通過した。東コースは上位12人とベストシニア、西コースは上位8人が関東大会(9月11日、箱根CC)の出場権を得た。

 気温34度で途中棄権者も出る暑さの中、東コーストップの高安は「暑かったけど、暑さには強いのであまり気にならなかった。アイアンが良かった」と笑顔を見せた。会場の相模原GCのメンバーでハンデ3。05年にメンバーとなり、昨年から競技ゴルフにも参加するようになった。昨年は14位、今年はトップと2年連続の予選突破に「関東大会へ行けるのも仲間のおかげ。みんなに感謝したい」と話していた。関東大会では「恥ずかしくないプレーをしたい」が目標となる。

 ≪「体調最悪」も≫唯一アンダーをマークした永野は3バーディー、2ボギー。前半は1Wの乱れに苦しんだが「後半はドライバーを控えて攻めました」と修正し、イン34の攻勢に結びつけた。日大ゴルフ部出身の社会人2年目で、スポーツ用品メーカーのヨネックス勤務。広報課員としてアマチュアゴルフを担当している。6月以降はジュニア、高校生の大会が多く出張続きで「練習もほとんどできず体調も最悪」と苦笑いしたものの、大学で鍛えた力はさすがだった。関東大会でも上位を狙う存在となりそう。

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