佐々木&皆川、強化指定外れる…7月の理事会で決定へ

[ 2012年6月22日 19:47 ]

 アルペンスキーのワールドカップ(W杯)男子回転で2位に3度入った実績があり、2014年ソチ冬季五輪で4大会連続出場を目指す30歳の佐々木明(エムシ)が12~13年シーズン、全日本スキー連盟の強化指定選手から外れることが22日、分かった。25日の強化担当者会議を経て7月の理事会で決定する。

 佐々木は11~12年まで9季続けて、遠征費のほとんどの援助を受ける強化A指定だった。強化指定の選考基準が厳しくなる来季、一部負担のC指定からも漏れた。

 06年トリノ五輪4位の35歳、皆川賢太郎(竹村総合設備)も強化指定に入らない。昨季W杯で5位が2度の29歳、湯浅直樹(スポーツアルペンク)はB指定を受ける。

 男子のヘッドコーチには1984年サラエボ五輪代表の岩谷高峰氏(51)が新たに就任する。昨季ヘッドコーチを務めたクリスチャン・ライトナー氏もコーチ陣に残り、引き続いてW杯転戦組を指導する。

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2012年6月22日のニュース