全豪女王で世界ランク1位アザレンカ 4回戦で姿消す

[ 2012年6月4日 06:00 ]

女子シングルス4回戦でリターンミスに目を閉じるアザレンカ

全仏オープンテニス第8日

(6月3日 ローランギャロス)
 女子シングルス4回戦で、1月の全豪オープン覇者で世界ランキング1位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が第15シードのドミニカ・チブルコバ(スロバキア)に2―6、6―7で敗れる波乱があった。第21シードのサラ・エラニ(イタリア)は09年大会覇者で第26シードのスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)を6―0、7―5で下し、全豪に続いて8強入りを決めた。

 今年の全豪女王、アザレンカはチブルコバに屈し「何て言い表せばいいのか分からない」と、敗戦にショックを受けている様子だった。世界ランク1位の22歳は、身長1メートル60と小柄ながらもフットワークに優れるチブルコバに第1セットから押された。第2セットのタイブレークでも後手に回りマッチポイントを握られた場面では前に出るとショットで横を抜かれ最後までプレーのリズムがかみ合わなかった。

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2012年6月4日のニュース