浜口、3大会連続五輪へ 斎川は初代表に決定!

[ 2012年4月1日 23:17 ]

女子72キロ級準決勝 ウズベキスタン選手を破って五輪出場枠を獲得し、笑顔の浜口京子

 レスリングのロンドン五輪アジア予選最終日は1日、カザフスタンのアスタナで男女計6階級を行い、女子72キロ級で34歳の浜口京子(ジャパンビバレッジ)が2位となり、各階級上位2人に与えられる五輪出場枠を獲得した。浜口は日本協会の女子強化委員会が五輪代表に推薦する方針で、理事会で正式決定すれば3大会連続代表となる。

 男子グレコローマンスタイル96キロ級で26歳の斎川哲克(両毛ヤクルト販売)も2位となり、五輪出場枠獲得で日本協会の選考基準を満たし、初の五輪代表に決まった。

 女子は3階級制覇した昨年の世界選手権と合わせ、全階級で五輪枠を獲得。男子フリースタイルは世界選手権と合わせて4階級、グレコも4階級で五輪枠を手にした。

 浜口は2試合をフォール勝ちしたが、決勝で2008年北京五輪覇者の王嬌(中国)に敗れた。斎川は3試合を勝ったが、決勝でイラン選手に屈した。グレコ120キロ級の新庄寛和(自衛隊)は1回戦で敗れた。五輪枠を逃した階級は五輪世界予選(27~29日・中国)で獲得を目指す。

 ▼斎川哲克の話 ほっとしているのと、うれしい気持ち。いい意味で開き直っていけたのが良かった。五輪では出るだけじゃなくて勝ちたい。

 ▼浜口京子の話 世界選手権からきょうまでずっと緊張感ある、張り詰めた生活をしていたので、肩の荷が下りた。心の底からほっとしている。(共同)

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