日本女子、準々決勝進出 男子はクロアチア下す

[ 2012年3月28日 00:56 ]

ドイツ戦の第1試合で勝ちガッツポーズする石川佳純

 卓球の世界選手権団体戦第3日は27日、ドイツのドルトムントで1次リーグを行い、女子で5大会連続3位の日本はC組でドイツに3―0で勝ち、4連勝の同組1位で準々決勝進出を決めた。男子で2大会連続3位の日本はD組でクロアチアを3―0で下し、通算2勝1敗となった。

 女子はロンドン五輪代表の石川佳純(全農)福原愛(ANA)が連勝し、第3試合の平野早矢香(ミキハウス)もストレート勝ちした。

 男子は第1試合で17歳の丹羽孝希(青森山田高)が先勝。第2試合で五輪代表のエース、水谷隼(明大)がストレート勝ちし、第3試合で松平賢二(青森大)が競り勝った。

 ▼丹羽孝希の話 もう少し簡単に勝てた。相手のサーブはレシーブがしづらく、自分のペースにならなかった。次のロシア戦も第1試合で出たら3―0で勝ってチームの流れをつかみたい。

 ▼水谷隼の話 しっかり準備をすれば勝てる相手。きょうは好結果を出せてよかった。2試合目の準備もしていたが、3人で勝てたのは良かった。次のロシア戦も3―0で勝ちたい。

 ▼松平賢二の話 試合中盤は打ち急ぎのミスが多く、途中から監督にラリーでつなげと言われてから落ち着いた。水谷隼への負担を減らすため、僕が勝って終わることが大事だと思った。

 ▼宮崎義仁・男子監督の話 松平が勝って4試合目の水谷に回さなかったことが一番大きい。丹羽はこれまでも大舞台を経験しているので落ち着いている。水谷は実力通り。

 ▼石川佳純の話 (開催国ドイツとの対戦で)声援は気にならなかった。1次リーグで一番いい試合ができた。サーブが効いていたので、うまく攻められた。

 ▼福原愛の話 相手のエースとの対戦で、強気でいった。C組で1位通過は第1段階。この勢いを明日以降も続けたい。ここからが大事。

 ▼平野早矢香の話 2連勝で回ってきたので、楽にプレーできた。きょうはみんながいいプレーをできたのが大きい。決勝トーナメントも一戦一戦が重要になる。(共同)

続きを表示

この記事のフォト

2012年3月28日のニュース