JOC 助成金還流問題で関係者を処分…

[ 2012年3月28日 06:00 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)の専任コーチ制度や日本スポーツ振興センターの助成事業の各スポーツ団体負担分を寄付名目で還流させていた問題で、JOCは27日、理事会で関係者の処分を決めた。

 不正会計を指南したとされるJOC理事は辞任。第三者特別調査委員会に「問題あり」とされた10団体については文科省と協議の上、補助金の一部返還を行う方向で、当該団体出身のJOC理事3人に厳重注意。JOC側も市原則之専務理事の副会長職を解き、役員報酬の10%カット(3カ月)など事務局員4人にも減給や厳重注意処分が下された。また、悪質と指摘された全日本テコンドー協会は、JOCの加盟団体審査委員会が継続調査し、来月中旬までに報告をまとめることになった。

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2012年3月28日のニュース