石川に福原、平野 オールストレート勝ちで1位突破

[ 2012年3月28日 06:00 ]

ドイツ戦の第2試合で勝った福原(右端)を迎える石川(左端)ら

卓球世界選手権団体戦第3日

(3月26日 ドルトムント)
 1次リーグを行い、女子C組でチームランキング3位の日本は同6位のドイツを3―0で下して、開幕4連勝とし、同組1位での準々決勝進出を決めた。石川佳純(19=全農)が先勝し、福原愛(23=ANA)、平野早矢香(27=ミキハウス)がいずれもストレート勝ちで続いた。男子でチームランキング4位の日本はD組で同13位のクロアチアを3―0で下し、通算2勝1敗となった。

 日本女子が地元ドイツとの全勝対決を制した。第1試合は石川が3―1で快勝し、続く第2試合は世界ランキング11位の福原と同18位の中国出身ウー・ジャートゥオとのエース対決。「次のドイツ戦が大事なのでちゃんと戦う気持ちに持っていきたい」と気合たっぷりだった福原は序盤から積極的な攻撃を仕掛けた。第1ゲームを11―3で奪うと、12―10、11―7と3ゲーム連取。小さくガッツポーズして喜んだ。完全アウェーの厳しい環境の中、今大会1ゲームも落とさない好調ぶりを再び示した。

 第3試合は村上監督が「鍵になる」と警戒していたカット選手のイバンカンだったが、平野がストレート勝ち。5大会連続銅メダルの日本は4連勝で、1試合を残して1次リーグ1位通過が決定。目標の銀メダル以上へ向けて、順当に8強入りを決めた。

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2012年3月28日のニュース