暴力団観戦問題で閉鎖の木瀬部屋 4月に再興へ 

[ 2012年3月18日 18:28 ]

 日本相撲協会は18日に開いた理事会で、暴力団関係者が大相撲を観戦した問題に木瀬親方(元幕内肥後ノ海)が関与した件で閉鎖されていた木瀬部屋が、4月1日付で再興することを承認した。2010年5月から「出羽海一門預かり」となり、力士らが北の湖部屋へ転属していた。

 臥牙丸ら当時27人の力士が北の湖部屋へ移ったが、木瀬部屋に戻る見通し。相撲協会の八角広報部長(元横綱北勝海)によると、木瀬親方には二度と問題を起こさない旨の誓約書を提出させる。

 また理事会では、公益財団法人認定に向けた組織改革で、移行後の新法人で強い権限を持つ評議員を選ぶ選定委員会について、現役の評議員、監事、事務職員を1人ずつと、外部人員2人の計5人で構成することを決めた。

 夏場所の御免祝いを今月27日に東京・両国国技館で開催することも決定した。

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