中川準決勝へ「運に任せてやるべきことに集中」

[ 2012年2月21日 08:32 ]

 ロンドン五輪の出場枠を懸けた飛び込みのワールドカップ(W杯)第1日は20日、ロンドン五輪会場の水泳センターで行われ、女子高飛び込み予選で北京五輪11位の中川真依(金沢学院大大学院)は317・00点で8位となり、上位18人による21日の準決勝に進んだ。辰巳楓佳(JSS宝塚)は257・95点の25位で予選落ちした。

 個人種目の日本勢は、今大会で新たに出場枠を獲得した国・地域の選手の中で上位3人に入れば、日本水連の条件を満たし五輪代表となる。

 北京五輪の経験者らしく、無難に予選を突破した。24歳の中川は、最後の5回目のひねり技で86・45点とまずまずの得点を出し、8位で予選を通過。「練習を積んできたので、落ち着いて臨めば大丈夫だと思った」とほっとした笑顔を見せた。

 五輪会場では大会前に3日間練習した。「慣れてきたところ」と言い、新しいプールの感触も良い様子。準決勝に向け「あとはやるだけ。運に任せて自分のやるべきことに集中したい」と充実感を漂わせた。(共同)

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2012年2月21日のニュース