男子90キロ級の小野5位 女子70キロ級の国原も涙

[ 2012年2月21日 06:00 ]

柔道グランプリ大会最終日

(2月19日 ドイツ・デュッセルドルフ)
 代表争いで追いかける立場のベテランが、ほろ苦い結果に終わった。男子90キロ級の小野は準々決勝で敗退。「試合をやり切るのが自分のポリシー。満足ではないが、それができたので納得している」と話したが、淡々とした様子がショックの大きさを物語っていた。

 また、女子70キロ級の国原は準決勝で破れ3位。代表争いではグランドスラム・パリ大会を制した田知本遥(東海大)にリードを許していただけに「五輪は目標だが、柔道が好きで続けてきた。今回は結果よりも自分らしくと思った」と話すと、大粒の涙があふれた。

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2012年2月21日のニュース