村上 息切れ4位「最後は疲れちゃいました」

[ 2012年2月13日 06:00 ]

女子フリーの演技を終え、苦しそうな表情を見せる村上佳菜子

フィギュアスケート四大陸選手権第3日

(2月11日 米コロラド州コロラドスプリングズ)
 体力の限界だった。演技を終えた村上は苦しい表情で膝に手を置いた。「最後は疲れちゃいました。脚が疲れた」。フリーは5位の105・87点。合計169・32点の4位で、表彰台には届かなかった。

 単発の3回転が3つ続いた序盤は乗り切った。だが、演技後半に入ると、SPでは決めた3―3回転のコンビネーションの2つ目のジャンプが1回転になった。「今は模索、冒険している」と言う山田コーチは、今季のフリーに悲しげなバイオリンの音色を選び、表現力の幅を広げさせようとしてきた。大人のスケーターへの階段を上る17歳は、3月の世界選手権に向け「ノーミスでできるぐらい練習したい」と気合を入れ直した。

 ▼今井遥 思うような演技が全くできなかった。悔しかった。大会直前に(右足の)ケガがひどくなって、あまり練習ができなかったという不安もあった。

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