史上２人目のツアーＶ　日本人最高位…いくつもの偉業

全豪オープンテニス第９日

（1月24日 オーストラリア・メルボルンパーク）
　【錦織これまでの偉業】

　☆史上２人目のツアー優勝（０８年２月）　世界ランキング２４４位の錦織はデルレービーチ国際選手権決勝で同１２位のブレーク（米国）を破り、９２年の韓国オープンを制した松岡修造以来日本男子史上２人目のツアー優勝を飾る。

　☆最年少代表（０８年４月）　デ杯インド戦で日本男子史上最年少の１８歳３カ月で代表デビューを果たし、ブパシ戦で最年少勝利をマークした。

　☆７１年ぶり１６強（０８年８月）　世界１２６位の錦織は全米オープン３回戦で同４位のフェレール（スペイン）をフルセットの末に破り、１９３７年に４回戦進出した中野文照、山岸二郎以来全米７１年ぶりのベスト１６。

　☆日本人最高位（１１年１０月）　上海マスターズで２回戦で世界８位のツォンガを破るなどしてベスト４入りし、世界ランキングは４７位から３０位へ浮上。日本男子最高だった松岡修造の４６位を上回った。１１月には２４位まで更新した。

　☆世界１位撃破（１１年１１月）　スイス室内選手権準決勝で、世界１位のジョコビッチ（セルビア）に逆転勝利。９２年クイーンズクラブ選手権で松岡修造が世界２位のエドベリ（スウェーデン）を破ったのを上回る、日本男子初の世界１位撃破。