勝因は好調なリターン 錦織「ほぼミスなくできている」

[ 2012年1月24日 06:00 ]

初の8強入りを果たし、会見で笑顔を見せる錦織

全豪オープンテニス第9日

(1月24日 オーストラリア・メルボルンパーク)
 【錦織圭に聞く】

 ――試合を終えて

 「とても疲れた。この2週間で2度も5セットマッチを戦った。暑かったし、とても厳しい試合だった。もちろん3セットで終わらせたかったが、ミスがあって、出足が遅くなった」

 ――ツォンガのバックハンドを攻めるプランだった?

 「彼のここまでの試合を見ていた。強打があるし、フォアもクロスもあるので、バックハンド側を注意深く狙った」

 ――リターンがよかった?

 「読みが当たっていた。今大会はリターンがほぼミスなくできている。勝因の一つだと思う」

 ――1932年の全豪でベスト8入りした日本人を知っているか?

 「すみません、分かりません」(佐藤次郎、布井良助です)

 ――テニス人生の大きな一歩になったか?

 「もちろん。自分にとって初の準々決勝進出。昨年末からいいプレーができている。ステップアップしていると感じる」

 ――次のマリー戦について?

 「4回戦のスコア(6―1、6―1、相手棄権)を見て驚いている。昨年末に対戦した時はボコボコにされた。彼は私が目指す選手の一人。彼から多くのことを学んでいる」

続きを表示

2012年1月24日のニュース