宮崎「冷や冷やだった」 ハンド日本男子、中国に辛勝

[ 2011年10月25日 06:00 ]

中国戦でディフェンスをかわし、パスを出す宮崎

ハンドボール男子ロンドン五輪アジア予選第2日 日本26―24中国

(10月24日 韓国・ソウル)
 24年ぶりの五輪出場を目指す日本は1次リーグB組で中国に26―24で競り勝ち、1勝1敗とした。日本は前半を12―10で折り返し、後半に一度は逆転されたが、終盤にリードを奪い返した。今大会では1位が五輪出場権を獲得し、2位は来年の世界最終予選に回る。日本は27日にオマーンと対戦する。

 立ち上がりの楽勝ムードがうそのような辛勝だった。一時は最大で6点差をつけた日本は、後半途中で逆転され、3点のリードを許した。薄氷を踏む勝利に、エース宮崎は「冷や冷やだった。もっと持てる力を出し切らないといけない」と唇をかんだ。韓国戦の大敗から立ち直るきっかけにしたかった試合も、不完全燃焼。宮崎は「みんなが“俺が”という気持ちにならないといけない」と精神的な弱さに不満をのぞかせた。

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2011年10月25日のニュース