日本男子、韓国に惨敗発進…1―1から一気6失点 

[ 2011年10月24日 06:00 ]

初戦で韓国に敗れ、肩を落とす宮崎(左端)ら日本選手

ハンドボール男子ロンドン五輪アジア予選第1日

(10月23日 韓国・ソウル)
 24年ぶりの五輪出場を目指す日本は1次リーグB組の初戦で韓国に18―31と惨敗した。昨秋の広州アジア大会優勝の韓国に対し、日本は前半から6―14と劣勢となり、後半も流れを変えられず。韓国戦は90年の勝利を最後に24連敗(2分け)となった。今大会は10カ国が2組に分かれて1次リーグを行い、各組上位2チームが準決勝に進出。1位が五輪出場権を獲得し、2位は来年の世界最終予選に回る。

 1―1から一気に6点を連取され、韓国に完敗。シュートは相手GKの好守に阻まれ、パスミスから速攻を決められるなど、いいところのない敗戦に酒巻監督は「練習した内容が全く出ていなかった。正直、がっくりした」と落胆の表情を隠せなかった。それでも、5得点のエース宮崎は「初戦の緊張もあった。きょうで全てが終わりではない。反省を生かしたい」ときっぱり。末松主将も「気持ちを切り替えて、決勝で韓国を倒せるように頑張る」と次戦を見据えた。

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2011年10月24日のニュース